投稿日 2026/03/05
弊社はコロナ禍後期の2022年8月まで在庫管理も原価計算も適当な体制でやってきたのですが、重い腰を上げて会社のウェブサイトをShopifyに移行し、B2BもB2Cもオンラインに統一してFAXでの注文を基本的には廃止しました。自転車業界からFAXを追放するのは無理だと思っていましたが、実は業界の全員がFAXのことを嫌っていたようで、簡単に移行が終わりました。ちなみに2025年にFAXで届いた注文は1件のみで、電話も大幅に減りました。そのうちに固定電話も廃止するかもしれません。
ただ、Shopifyはカナダの会社で基本的には英語圏のサービスなので、細かい所、例えば住所や名前の表記順、納品書、請求書の書式などは自分である程度手を加える必要があります。これがなかなか難しく、色々と検索して自分で手を加えてローンチしました。素人にとって難しいのはShopifyが1年に2回大規模アップデイトを加えるため、ネットにある情報も刻々と古くなっていくので、参考にならない場合が多いのです。なので、Shopifyは公式にパートナーという資格制度を設けており、これがEC界隈で一つのマーケットを形成しています。
ところが、ChatGPTというゲームチェンジャーが登場したのです。僕も2023年10月から$20を毎月課金していますが、Shopifyで何かカスタマイズしたいことがあれば簡単にコードを教えてくれるようになったのです。そして2025年4月にはSidekickというShopifyに統合されたAIが日本語に対応してしまったのです。これがもう便利で、例えば「そろそろ発注した方がいいアイテムを教えて」とか「このブランドの利益率は?」みたいな質問に答えてくれます。OpenAIのモデルなどを使ったハイブリッド型らしいのですが、確実に進化を続けているように感じます。

という訳でやっと本題です。PDWから「うちの売れ筋はフェンダーだ」と聞いていたにもかかわらず、ちゃんと扱ってこなかったアルミ製のフルフェンダーですが、Shopifyに乗り換えたタイミングで無在庫の受注発注というスタイルで取扱を始めました。プレオーダーで受注できるアプリがあったからです。が、予想以上に売れたので、現在では売れ筋に絞って在庫するようになっています。
上の画像はこの2年のフルメタルフェンダーの売上トップ5モデルですが、もう圧倒的に29x2.5"サイズが売れています。サイズ表記は2.5"ですが、これはフェンダー自体の幅なので、対応するタイヤサイズは2.2"なので55mmほどになります。
実は非常に拮抗しているのですが、売上2位はこの650x55です。タイヤ幅で言うと650Bx46mmまでになります。
3位は27.5X2.5"で、販売数量としては1位の半分になります。タイヤ幅は650x56mm / 27.5x2.2が上限になります。4位は3位と同数で700x45、5位は700x55という順になります。基本的には大径ホイールで、太いタイヤ幅の人気が非常に高い傾向です。
なぜここまでPDWのフルメタルフェンダーが売れるのか?不思議だったのですが、調べてみると、主な理由としてはアルミ製の高品位な黒くて太いフェンダーがマーケットにほとんどない、というのがあるようです。
フルメタルフェンダーの特徴は幅広いバリエーションだけでなく、このセイフティ・タブにもあります。電気回路のヒューズみたいなもので、タイヤが石や小枝などを巻き込んで、タイヤとフェンダーの間に異物が挟まる場合があるのですが、通常のフェンダーであればタイヤの回転がロックしたり、前輪なら転倒する場合もあるでしょう。ラッキーならフェンダーが破壊されるだけで済みます。しかし、このセイフティ・タブはステーに力が掛かるとタブからリリースされてタイヤがロックしたり、フェンダーが破壊されることを防ぐのです。
最近はグラベルライドも一般的になってきたので、これに助けられるライダーは多いと思います。これが1年に5個ほど売れるので、実際に役に立ったケースがあるのかもしれません。
フェンダーという商材を扱って思うのが、SKUの多さが地獄というのと、ほぼ空気を運ぶのと同じなので物流コストが高い、梱包するのが大変だということです。なので、国内の問屋さんであまり扱いがないとか、1年に1回しか入荷がないとか、その辺に理由がありそうです。弊社は豪気なことに、月に1回ほどエアーで荷物を飛ばしているので、メーカー欠品でもない限り、最悪でも4週間でお届けができます。
PDWフルメタルフェンダーはこちらからご注文可能です。



