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Rapha Prestige Launceston [2]

Day1の続きで、Day2編です。この日は55kmのコースで一ヶ所だけグラベルの峠があるとのことでしたが、決して油断はなりません。


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宿に戻ってから気付いたのですが、Jacob's Ladderから一気に下界に降りるとボトルがこんな感じになります。Supremeのボトルをここまで正しく使ってる人は僕以外あまりいないでしょうね(異議申し立て受付中)。


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朝のコーヒータイム。皆さん、最新Raphaの装いです。女性ライダーの「シュッと」した感じ、日本の男性でも見習うべきレベル。


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3チームほどが同時スタートしてグラベルを目指すのですが、2列での高速ライドです。こっちは2列までは認められているみたいで、車のドライバーも無理な追い越しや、クラクションを鳴らしてくるようなことはありません。Prestige以外のライドグループにも多数出会いましたが、例外無く速いです。先頭でペーシングしていた2人のうち1人は女性ライダーでしたが、堂に入ったもので、昨日の影響で足の終わっている僕達を生かさず殺さずのペースで先導してくれます。道に落ちているロードキル、ギャップなどもハンドサインで的確に教えてくれ、さらに最後尾にいるライダーは後ろから車が来るとそれを大声で先頭にも知らせてくれます。


片手運転に自信のない女性ライダーは、ハンドサインが出せない分、積極的に声を出してスピードの上げ下げやロードキルを知らせていましたし、どのライダーも完璧でした。というか、これくらいのレベルでできないと、2列の高速走行は危ない、ということですね。女子でもそのスピードを維持しながら、背中からiPhoneを取り出して写真を撮ったり、ボトルの水を飲む訳ですから、恐れ入りました。


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「日本人パンクし過ぎやろww」とオージーに思われているかもしれません。でも、パンクのおかげで素敵な写真を残せました。


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グラベルへの登りに入り、斜度が上がった瞬間に僕は集団からドロップ、女性にも腹の出たオッサンにもバンバン抜かれます。悲しいけどこれが現実。みんな自分の限界を試していました。遠くに見えるのはグレイス。さすがにこの日は昨日ほどの強さは無かったですが。


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気が付けば、残り10kmを切った辺りで女性ライダーしかいなくなりました。日本のシクロクロスをC1最底辺で走っている中年男性では、オーストラリアの女性健脚ロード乗りにボロカスにされます。この4人を抜かしてとっとと前に行こうと思ったのですが、僕の足では完全に突き放してエスケープが決まるほどでは無い、かと言って僕が前を引くほど彼女達が弱い訳でも無い、という微妙な所で、しかもこの4人も微妙に意地の張り合いというか、協調する雰囲気が無く、道も分からない僕は大人しくやや後方に付き位置していました。ちなみにスペシャのジャージの女性はめちゃめちゃ登り強いです。こんな体験は日本ではまず無いので新鮮でしたね。


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ゴール後。この右の女性がめちゃめちゃカッコいい。こうやって腕を組んでるだけカッコいい。


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この女性も。チェコ出身って言ってたかな。なぜ普通にRaphaを着ているだけでこんなにカッコいいのか、謎は深まるばかり。ちなみにこれが今回参加した女性陣。


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夜は生牡蠣に勝利しました。マゴチも美味しかったです。


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結局タスマニア・デビルには出会わなかったです。道端に転がっているオポッサムは無数に見たのですが。


タスマニアで色々なサイクリストに出会いましたが、とにかく皆さん速い。そして上手い。理由は色々あると思いますが、サイクリストが根本的に多く、裾野が広いのでタスマニアのそこら中で毎朝のようにグループライドが開催されており、自分の脚力や強度に応じたグループを選べるのと、並走が認められており、車側からも一定の理解があるので、スキルの向上が比較的容易である、と感じました。


日本で昨今、ロード乗りは叩かれる側で一方的な防戦という感じです。例えばSNSで普段走っている練習コースの名前を具体的に出さないとか、並走している写真を上げないとか、炎上を恐れて、本来のSNSの良さをスポイルされ、SNSによって仲間を増やすとか、新たなライドのルートを開拓するのに使いにくい状況です。


しかし、オーストラリアでは絶対数が多いため、サイクリストは明かに一つの経済圏である(みんなお金持ち)、サイクリングルートが観光資源である、そもそもサイクリストの数が多すぎるためにトラフィック側も一つの勢力として受け入れざるを得ない、などの面が有り、もちろんサイクリストに対してネガティブな人達も存在すると思いますがが、ポジティブな部分がそれを上回る利益をもたらせてくれるため、目を瞑らざるを得ない、そんな状況に見えました。


つまり、我々が日本で行うべきことは、単純に自転車という乗り物の素晴らしさ、楽しさを伝え、それを徹底的に播種させることで仲間を増やしてコミュニティを大きくして行くことに尽きると思いました。とにかくサイクリストを増やすことです。


あと、ロードに乗っている人は同時にMTBにも乗っている人が多く、スマホでタスマニアのトレールを見せて貰いましたが、めっちゃヤバイです。50kmのシングルトラックも存在するとか。クロカン系のトレールもあるし、実はDH系のトレールも存在するそうです。タスマニアに再訪するなら、MTBを持参することにします。


シドニー編に続きます


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