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ヒッチキャリアをkuat NVに交換した話

最近はfbばかりですっかり更新しなくなったこのブログですが、2011年に執筆した車にヒッチキャリアを付けてみよう!というエントリーは結構人着コンテンツになってるみたいです。ここからは専門用語も多いですので、先に2011年のエントリーを読んで頂いてから、こちらのエントリーを読んで頂けると理解がしやすいと思います。


タイトルの通り、念願のkuatを導入しましたので、5年ほど使用したThuleを振り返ってみるのと同時に、kuatの初期インプレッションをお届けします。


まず、当時Thuleを導入するにあたって必要だったコストです。


Thule Snug-Tite Lock II $49.95 (要はヒッチロック)
Thule Keyed-Alike Locks-4 Pack $54.95 (ラックに積んだバイクをロックするキットです)
送料 $60


Thule 917 T2 - 2 Bike 1.25" Hitch $339.00
送料 $200くらいだったはず


これに、CURTの2"から1.25"へのダウンサイザー、それともう一つそれ用のヒッチロックを購入したので、価格は覚えていませんがその二つで$100ほどしたはずです。つまり、合計すると一切合切で$800ほどですね。当時のメールを掘り返してみると、Thuleのヒッチロックとラックの鍵2台分はREIで購入、Thule 917自体はLL Beanの通販で購入していました。


当時は今ほど知識が無かったので、無駄なお金を使っているのですが、Thuleのヒッチロックと鍵キットのために送料を$60を使っていますし、もっと言うとわざわざ高価なThuleのヒッチロックを買う必要も無かったのですね。Thuleのオプション別売商法はどうなんだ、というのはアメリカでも言われているみたいです。


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Thuleに関しては、29erを搭載するようになって気になる点が出て来たのですが、29erで2.25"のタイヤなら、アームが少し足らないのです。もちろん、締めることは出来ますが、ノッチの掛かりが数ノッチで、このラックを買った2007年はまだ29erの黎明期であり、29er対応と謳っているモデルではあるものの、100%対応であるかというと、微妙な所ではあります。


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ず〜っと気になっていたのですが、このストラップは完全に抜けてしまうのです。なので、誰も盗まないとは思うのですが、盗難の可能性や、紛失の可能性もあるのです。結局、幸いなことにそのどちらも経験はしませんでしたが。製品としてはイマイチと言わざるを得ない点。


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ボルトがサビサビ。緩むのでしょうか・・。後述しますが、これを緩めてラックを左右に移動してバイクの位置を調整できるのはThuleの美点です。


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前輪を入れるトレーですが、底に水抜き穴があるものの、MTBやCXなら土が堆積することになります。


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妙にヘビーデューティーで複雑なティルトシステム。刺さっているのが例のThule純正のやたら高価なヒッチロックです。


総括すると、このThuleに大きな不満はありませんでした。が、最大の不満は、キャリアが下側にティルトしなかったこと。なので、このラックを装着している限り、リアのゲートをフルオープンすることができないので、荷物の出し入れがとても困難でした。じゃぁ、ラック自体を外せばいいじゃないか、となるのですが、ヒッチロックを抜いて(手が汚れる)、重いラックを移動してどこかに置く、というのは、なかなかに重労働で面倒なのです。


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さぁ、kuatの御紹介です。Above Bike Storeさんに注文して1週間で到着。早い。Rapha並です。写真は2台分を追加で詰めるAdd Onの分だけですので、合計でこのサイズの箱が2箱になります。


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組み立て自体はイージーですが、Add Onを使う場合は車側から2台目のラックを前に移設する必要がありますので、それだけご注意です。立てると巨大ですね。組み立てながら思ったのですが、全体的に良く考えられています。これをデザインした人は、Thuleを使ってダメな所を全部潰したのかな?とさえ思わせます。


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kuatの特筆すべき点は付属品の豊富さ。ヒッチロックさえ付属します。僕の場合はThuleで使っていたのをそのまま使います。こっちの方が太さもあるし、信頼感ありますので。また、20"と24"のバイクを積載するためのアダプターさえ付属してきます。


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早速Thuleを抜いてkuatを取り付けた所です。このディフェンダーに使っているヒッチメンバーは2"スクエアのクラスⅢなので垂直荷重240kgになりますが、20kgのDHバイクを4台フルに積載可能な計算となります。ヒッチロックはこのように使います。これが折れちゃうと、抜けてしまうので、重要なパーツです。ラックごと盗難される可能性もありますので、セキュリティ面でも重要です。


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畳んだ所です。後部へのはみだしはダウンサイザーを使っていないので、Thuleの時よりも減りました。道交法で決められている全長の1割未満ルールもクリアしているかな?


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プレートもちゃんと見えます。


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Thuleでは別売だったロックがkuatではワイヤーロック式が内蔵です。ただし、Add Onを足すとキーが2種類になってしまいますが、とても便利。これがあると安心感が違いますよ。オレンジのRに曲げられたパイプ2本の所に前輪を置くのですが、Thuleと違って下が完全に抜けているので、泥水が溜まらないようになっているんですよね。これをデザインした人は絶対にMTB乗りであると確信するのです。


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ワイヤーロックはこんな感じで使います。2台のフレームを通せる長さはあると思います。


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kuatのウリの一つ、ビルトイン式のメンテナンススタンドですが、これは本当にオマケのレベルです。確かにスタンドして使用できますが、本格的な整備には別途自立式のバイクスタンドを持参した方が良いと思います。


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全TKC待望のティストシステム!


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リアハッチもほぼ全開まで開いてくれます。これは本当に楽ですね。でも、バイクを積んだままティルトするのはあまりお奨めしません。


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29erとシクロクロスバイクを積んだ所です。29erを積んで、運転席(左です)に座って両方のサイドミラーを見ると、29erは左右のタイヤがほぼ均等に見えるのに対して、シクロクロス車は右側ミラーの方がより多くの前輪が見えていました。なので、29erを仮想の最大全長としてデザインされたものと思われます。Thuleは左右にラックを移動して調整できたのですが、kuatでは不可ですので、シクロクロス車をきちんとセンターに積みたい、と思っても無理です。もちろん、左右のフェンダーは超えておらず、許容範囲なので、そこまで神経質になる必要は無いのですが。


という事で、実際に使用してみて、現在マーケットにあるヒッチキャリアはkuatが最良であるとの思いを強くしました。もう少し使い込んでみて、気付くことがあれば、またここでお伝えしたいと思います。kuatのお問い合わせはAbove Bike Storeさんまでお願いいたします。



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