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Ganwell草津ナイトレース2013

ちょっと前に日本のDHの選手もコーチをつけて練習した方が、効率的に速くなれるよ、という内容のことを書いたら炎上してしまったのですが、何の因果か偶然にも西薗良太選手(チャンピオンシステム)が僕のコーチになってくれるという、いわば草野球レベルのおっさんがイチローに野球を教わる、というレベルのとても愉快な珍事が起こり、早速7月に西薗選手の実家のある鹿児島に飛んで二日間の合宿でコアトレからサプリの取り方からクールダウンの仕方、食事、もちろん練習も全て見せて貰ってきました。


その時の鹿児島合宿の模様です。
http://www.tkcproduction.com/blog/2013/07/post_135.shtml


これが衝撃の数々で、おそらく西薗選手本人はノウハウだとか、アドバイスと思ってないであろう普通の会話の中にヒントが多数有り、一人で悩んで走っても解決できないことを一気にすっ飛ばして、数ヶ月、いや数年分の時間をワープすることができました。コーチに教えて貰ったことをここでペラペラと語っても、僕の説明がヘタなので伝わらないとは思いますが、一つだけ紹介しておきます。


「とにかくまっすぐ走るように」


これ、以外と難しい。ミリレベルで真っ直ぐを意識して走ってみましょう。特に、きついインターバルトレーニングの最後になってくると、余計できません。これを意識するだけでペダリングも変わってきます。そして、パワーが落ちないのです。


アメリカ出張から戻ってきて、しばらくダラダラしてると、アメリカ滞在中のコーチから厳しいメールが飛んできたり、常に僕のStravaやSNSに監視の目を光らせているコーチの存在は、さぼる、という行為から脱却させてくれます。やはり、人間は自分に甘い動物。特に心の弱い僕は誰かに監視されている方が絶対に良いとわかりました。


決定的に一人で考えて練習するより良い点は、メニューを決めてしまうと、後はそれを淡々とやるだけということ。コーチの決めたメニューを淡々とやれば強くなることに疑問の余地はまったく無い訳で、練習の成果が出ないとか、Garminのログを見て悩む、なんていう無駄なストレス、無駄な時間から解放されました。これは精神的にとても良い。


アスリートが壊れてしまうのは、精神的に壊れて、それがきっかけでオーバートレーニングなどに陥って、結果的に体も壊してしまう、ということが多いのですよ。確かにコーチのメニューはキツイです。キツイですが、このセットをやりきったら速くなる、ということがはっきり見えているので、肉体的苦痛は乗り越えることができます。成果の約束されていない、自己流の厳しいトレーニングは修行以外の何者でもありませんよね。僕には無理です!


アメリカから帰国して以降、レコードブレイキングな酷暑が続いていたのですが、練習も短時間の高強度のやつに留め、エアコンを23度にして三本ローラー台を回してコンディションを維持するような感じでした。日常生活はエアコン三昧、特に夏バテもせずに、無事昨夜のGanwellナイトレースを迎えることができたのです。


僕は未登録クラスでは最上位のC2にエントリー、Tonic CX Team Japanのエース、伊澤選手やオッチー選手、その他に関西シクロクロスで勝ったり負けたりしてる見覚えのある名前が・・。


C4で熱い走りをしていた小倉君を応援してから伊澤選手と実走でアップ、一度心肺を上げてからスタートに整列。出走21名と少なかったのですが、登録してない猛者達が集う激戦区。関クロのあの音楽がスタート前に流れると心拍が自然と5rpmは上がりますね。


レースはC3より上はポイント制で、フィニッシュを1位通過すると5ポイント、5位通過で1ポイントいう塩梅です。つまり、最後まで終盤でヒラヒラと走って温存、最後だけ頑張るという作戦が無理なのです。毎周回、フィニッシュ手前でアタック合戦となる訳で、実際、約半分の選手しか完走していません。


最後に走ったレースは平田クリテだったのですが、エントリーに出遅れてしまって格上のC1での出走、その結果足切りで完走できなかったのです。これにはまーまー落ち込みました。しかし、ここでコーチの面目躍如。僕のStravaのログと、同じレース完走した選手のログを探してきて、その二つ比較、問題点をはっきりと指摘してくれたのです。これにはビックリ。凄い選手はログを読み解く力も凄いのです。その反省点を頭にレースに挑みました。


ナイトクリテはとにかく楽しいです。路面が良くて、コーナーも気持ちいい。フロントライト無しだったのですが、明るいのをつけるともっと良かったかも。レースは16周回だったのですが、実は12周目に1位を獲りに行った結果の2位だったダメージが(心身共に)大きく、残りの4周はひたすら集団の最後尾で死んでいました。足が終わってしまって、真剣にレースを降りようと思ったのですが、集団もアタック合戦で消耗していたらしく、コーチの教えを思い出しながら走っていると段々と回復!余裕が戻ってきました。


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そして、最終周回の真っ暗なバックストレート、集団のスピードが一気に落ちるのが分かりました。僕はアウト側の闇に紛れると、迷わず下ハンを持ってスプリント。左コーナーを駆け上がって、なんと最終周回で1位で5ポイントを獲得してゴール!


結果的に3周目に3位、6周目に4位、7周目に5位、8周目に2位、12周目に2位、そして最終周回に1位!と計19ポイントを稼いで6位の成績でした。自分としては、コーチに教えて貰うようになって以来、事実上初のレース。ここでリザルトを残さないとコーチの資質まで問われてしまう(おおげさ)訳で、プレッシャーはありましたが、6位は上出来です。少なくとも、激戦区のC2でちゃんとレースに参加できたと胸を張ることはできるでしょう!途中、オッチーから先頭交代を要求されて普通に断る、という自分のレースに徹した大人のセコさにはこの際目をつぶって・・。


このレース、是非定期戦になればいいな、と思います。仕事が終わってからサコッシュ一つで自走でレースに参加して、また自走で帰る。そんなアメリカンなスタイル、超カッコいいです。京都車連の実力恐るべし。



小倉君作成の動画です。


写真はこちら。コメントも付けてますので、是非チェックしてください。
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