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ポートランド二日目と三日目その2

ペレイラの次にHufnagelに寄ったら不在で、シェアしてる家具職人に名刺だけ渡してPDWへ。


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ダンとかケビンに挨拶して色々話してると、クリスキングを見学したい?っていう話になって、僕が行きたいというと早速NE(ノースイースト)の工業地帯へ。ケビンが3ヶ月の子犬を家族に迎え入れたばかりで、とにかくメロメロ。まー確かに可愛いのですが。


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受付はこんな感じ。ケビンはこの後普通にこの子犬を抱えて社内へww 社内でのモテっぷりがハンパ無かった。


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カンパニーキャットが2匹います。こっちはカリフォルニア州レディングに会社があった時からいる猫とか。


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ディランというマーケティングのボスが社内ツアーをしてくれました。これ、クリス・キングさんが最初にカリフォルニア州サンタバーバラで起業した時に使っていた機械。


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天井高いです。ちなみに、クリスキングは2年前にそのポリシーを変え、社内見学可としました。その理由をディランに聞くと、会社が十分に大きくなったし、隠すものは無い、競争相手もいないし、ということでした。パブリックに見学可能じゃなくて、それなりのコネがあればOKという感じみたいです。写真撮影も自由です。


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CNC製のエンド。卵入れがいいですね。


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溶接してます。フレームビルダーさんの所に行って、実際に溶接するのを見るのは結構難しいんですよ。ほとんどの時間を研磨とか、チュービングをリーミングするのに費やしていますから・・。溶接する時間なんて一瞬なんです。


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フォークのクラウンもCNCです。素晴らしいですね。ずしりと重いです。


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Cieloはカスタムでは無く、プロダクションモデルなので、このようにどんどんフレームが作られています。今は主に日本とヨーロッパに送られているそうです。


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製品になるアルミの母材です。持たせてもらいましたが、凄い重いです。


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切り子はこのように圧縮すると余分なオイル(高価な高品質高性能な大豆由来だそうです)が切れるそうです。アルミは再利用で買い取って貰えるそうです。


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さすがに実際に製品を切削してるラインは入れませんので、2Fから見学です。


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これがクリスキングのマシニングセンターの数々です。アルミの母材をチャックしてプログラムを動かす、という作業を延々と繰り返しているんだと思います。


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ここは試作品などを作る場所。右下のおっちゃんはクリス・キングご本人と20年共にしてきたスゴ腕の職人さんで、主に旋盤でプロトタイプを作ったりしてるんだそうです。こうやって画像を見返して思いますけど、腰をかがめるのが大嫌いな欧米人だけあって、地面に一切物が置かれていませんね。それだけ労働環境に注意が払われている証です。


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確か、ベアリングをアッセンブルする部門だったはず。


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アルマイトもレーザーエッチングも終わって最終段階ですね。


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やはり手先が器用なアジア人が重宝されるんでしょうか。


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レーザーエッチングの機械です。残念ながら動いてなくてレーザーの光を見れなかったのですが。「Leave light on 24/7」ってスローガンが書いてあって面白いですね。


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社員のバイクパーキング。ロッカーの中に通風機能があって、服もすぐ乾くようになってるとか。車の通勤は禁止されている訳では無いですが、自転車で通勤するとそれに応じて社員食堂で使えるクーポンが貰えるそうなので、これがFavoriteだと。全社員は90人ちょっとだってって言ってましたけど、100台置けるのかな??


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クリスキングのミュージアム。什器はナイキが使ったやつをいらないっていうので貰ったそうです。


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これは有名ですね。クリス・キングご本人のYETI。


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フレームにクラックが逝ったので自作でインサートを入れて修理してます。


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PDWのライトが前後にしっかり採用されているのです。


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夕方だったので人がまばらな食堂。何か食べたかった!


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さようなら!


「高校生の時から憧れていたクリスキングに行けて最高!」って書こうと思ったのですが、よく考えると十代の頃はどっちか言うとRingleとかGraftonへの憧れの方が強かったと思います。クリスキングは地味な質実剛健なモノ作りをしていたような記憶がありますね。製品の数も少なくて。結果的に散々派手にレース活動なんかもやっていたRingleもGrafton今は生き残っていないことを考えると、感慨深い物があります。


このクリスキングという場所は凄いです。一つの屋根の下で、アルミのインゴットから切削してアルマイトしてレーザーエッチングして、ベアリングをアッセンブルして、っていう作業の全てが行われているのです。ブランドは星の数ほどありますが、そのほとんどが台湾や中国本土で作られており、台湾から船積みされて各国の代理店へ送られ、ヘタすりゃそのブランドを運営する会社の人が自分所の製品を見ない、なんてことも実は至って普通なんです。全ては紙の上で行われるやりとり、そんな「ブランド」達とクリスキングは一線を画していますね。


ディランありがとう!彼はinstagramのクリスキングオフィシャルアカウントも担当していますので、良ければフォローを。ディランは昨日車に轢かれて足の骨を折って入院中ですので、たぶん更新は途絶えると思いますが・・。


長くなったのでまだ続きます



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