2月21日〜3月1日までアメリカ出張で不在となります。NAHBSを視察し、その後はポートランドで数日滞在します。業務開始は3月4日からとなります。ご不便をお掛けしますが、何卒ご了承ください。
月曜日にBLKMRKTの新モデルが台湾から入荷しました。入荷したのですが、Street Fiendが発注した数量の1/10以下しか入荷せず、現在詳細を確認中です。
あまり新製品はありませんが、こちらのケブラーシートが入荷しています。左のスリムシートと、右のリラックスシートの二種類で、ロゴのカラーがオレンジ/ブルー/レッド/パープルの四色あります。希望小売価格3,800円[税込]となります。その他、欠品の出ていたステムやハンドル、フレームのMaliceにKillswitchなども入荷しており、弊社が数年に数週間の間しか実現できない「ほぼ欠品ゼロ」状態です。
もちろん、目玉はようやくデリバリーされたROAMです。昨日のカーターのインタビューにある程度コンセプトが示唆されていますが、BLKMRKTのお届けする初のオールマウンテンフレームです。詳細は上の画像をクリックして詳細をご覧ください。
フレームはリアショック無しでデリバリーされますが、これは3種類(26"/650B/29er)のホイールサイズで合計5種類のセットアップが可能なため、取付長200mmもしくは165mmのお好きなリアショックを取付頂けるようになっているからです。ROAMはリザーバータンクを備えるリアショックの取付にも対応した、余裕あるフレームのクリアランスを実現していますので、数多くの選択肢の中から選んで頂けると思います。標準の仕様は26"の135mm幅ドロップアウトが付属しており、650Bや29erの車輪径で使用する場合は別途それぞれに対応するものに交換する必要があります。
これは昨年のインターバイクで展示された29er仕様(Sサイズ)です。
こちら650BのLサイズ。ちなみにMサイズはこんな感じです。
あと、ヘッドパーツの規格についてもお知らせしておく必要があります。テーパーヘッドなのですが、ゼロスタックの上が44mm、下が55mmというマイナーな規格です。上の44mmは至って普通なのですが、マジョリティは下が56mmで、クリスキングもラインナップに持つポピュラーなサイズです。探してみると、Da Bombから下55/56mmのカップが両方共付属して、1.5" Taperedと1-1/8" OSの両方の下玉押しまで付属する、という神の様なモデルが存在します。Hopeもラインナップに存在し、上側がHope Ref 2、下側がHope Ref Gの組み合わせとなり、下側はZS55/40しか用意されていませんので、Hopeなら1.5" Taperedのフォークを使うことになります。あと、TOKENなどにもあるようです。
正確には1.5" Taperedフォーク用は「ZS44/28.6 ZS55/40」、1-1/8" OSフォーク用は「ZS44/28.6 ZS55/30」と表記するようですが、決して入手超困難な規格のヘッドパーツではありませんので、ご了承ください。ちなみに、Killswitchは上下44mmのゼロスタックで、クリスキングが普通にラインナップに加えている規格ですのでご安心ください。55mmをリーマーで56mmに広げる誘惑に駆られますが・・(Parkで56mmのリーマーがあるそうです)
それと、650B用と29er用のドロップエンドはなぜかアメリカ製で、今回は未入荷です。なので26"で組む方以外はもう少しだけお待ちください(26"のドロップアウトで上の画像の様に650Bは入るそうですが)。あくまでも個人的な見解ですが、ROAMには650Bのホイールに200mm長のリアショックを入れて、リアトラベル165mmで乗るが一番美味しいような気がします。29erなら165mm長のユニットしか入らないので、リアトラベルも130mmに落ちてしまいます。もちろん、これで十分ではありますけど。でも、ストロークは多ければ多いほど楽しいのもまた事実ですね。
デリバリーですが、最初にお知らせしたように業務開始の3月4日からとなります。ROAMは納期遅れでキャンセルも出ていますので、まだ余裕があると思います。興味の有る方はお近くの取扱店様にてお問い合わせください。BLKMRKTに関しては特に「年間XX台/年間XXX万円」みたいなノルマはありません(その分供給は超不安定)ので、新規のショップ様にとっても限りなく障壁は低いと思いますので、是非この機会にご検討ください。実はまだ販売店様に配布するプライスリストや資料が完成しておりません。もう暫くだけお待ちください。
Adam Hauck :: Roam Shredding at Highland - More Mountain Bike Videos
最後にアダムがROAMでアグレッシブに走るクリップをどうぞ。