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六甲山全山縦走に出発する前から失敗するの巻

きっかけはこの記事を見て六甲山全山縦走って「楽しそう!」って思ってtweetしたら志願者が2名も現れたので、かなり軽い気持ちで日程を決めてしまいました。実はあとから判明したのですが、このElasticの中の人(ファッション界のアルファブロガーとして著名)は前半と後半の2回に分けて決行してたんですね。これが大きな勘違いの始まりでした(間違いその1)。


前日の夕方、京都でTonic Fab CX Team Japanの練習を終えて、あわてて大阪駅前ビルの好日山荘へ。僕が購入したのは以下。



Mountain Hardwear Scrambler Ult 30

The North Face Flyweight Trunks Flyweight Trunks
Patagonia Men's Houdini Full-Zip Jacket
ウールのソックス(ブランド忘れました)
アミノバイタルの補給2本


で、始発で須磨浦公園駅からスタートしようと思って店員さんに時間を聞くと、


「えっ?終電で行ってライトを付けて歩くんですよ?」


って言われて一同唖然。どうやら同僚の人が17時間掛かったらしく、朝5時に出発して17時間なら夜10時にゴール。つまり、考えてもライト必要です。その瞬間一同、摩耶山まで行き、そこからロープウェイで下山するというルートに変更。これなら大丈夫でしょう。


当日は朝3時起き、4時に迎えが来て5時には須磨浦公園駅前のパーキングに到着。駅の手前のコンビニで羊羹やウイダー、パン、水などを適当に購入。足りなければ途中のコンビニで買えば良いだろうと思いまして(間違いその2)。


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5時過ぎにスタート。最初は 鉢伏山から。朝焼けが素晴らしいです。


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これは旗振山かな?六甲山系西側は整備されて歩きやすく、お年寄りが多数朝の散歩されてました。途中すれ違った方が、「自転車が走ってるので注意してくれ」と。この辺りはたしかにMTBで走ったら気持ち良いでしょうね。タイヤの跡もありましたし。MTBの嫌われ方を痛感した瞬間です。


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一旦、山を切り開いたニュータウンである高倉台まで階段で下り、団地の中を通って栂尾山へ。登りはとんでもない階段で絶望しましたが、今考えるとこれは序の口です。


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須磨アルプスというみたいです。


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まじで想像以上に登山なんです。この辺りは全然まだ元気です。


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こんな格好でした。シャツはポートランド郊外のアウトレットに行った際、コロンビアで売ってたMountain Hardwearのやつ。$14でした。コロンビア傘下なのかな?パンツはPatagoniaの水着でカヌー用のやつです。お尻の所が2重になってるので結構強いです。シューズは結構前に買ったアウトレットかエンプロイストアで買ったACGのGore Texのやつです。


シューズなんですが、トレイルランニングしてる人を結構見たんですが、こんなごつい革製のトレッキングシューズは時代遅れなんですね。ローカットの限りなく普通のランニングシューズに見えるっぽいシューズを履いてる人が圧倒的に多かったです。次回はトレイルランニング用のシューズで挑戦したいと思います。よっぽど雨でも降らない限り大丈夫そうです。


MTBer vs ハイカーの構図は前から語られていますが、今はトレイルランナー vs ハイカーの構図もあるんでしょうね。後ろから結構なスピードでハァハァ言いながら迫られるとプレッシャーでもあります。気を遣いますね。邪魔にならないように。いやー、もっと鍛えてトレイルランもしたいぞ!


疲れすぎてあまり覚えて無いのですが、妙法寺から下った所と鵯越駅手前にあったコンビニをスルーしたのも失敗だったと思います。気温が上がっており、思考能力も低下していたのかも。この辺りはアスファルトの市街地を歩くので、それはそれでしんどいのです。そのせいか、鵯越駅で縦走路をロスト、北に迷走して余分な山を一つ登ってしまいました。これで約1時間のロス。ちゃんとiPhoneで確認するのを怠ったんですね。


そのまま疲れ切った足で最大の難関と言われている菊水山を登ったのですが、とにかく階段が凄い。最後はクライマーズハイ常態になりました。さぁ、これで文字通り山場は越えた!と思っていたら大間違い。


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ハイカーの安全のために架けられたという天王吊橋を渡ると鍋蓋山が始まります。ここで死にました。キツさは菊水山以上かも。しかも、途中で体が震えてきて、完全にハンガーノックの症状。アミノバイタルのゼリーを摂取しても止まらないので、羊羹を食べてやっと落ち着いた感じ。3人のパーティーだったのですが、全員初心者でペースとかも分からない。ほぼ休憩無しで爆走したのがダメだったのかも。


市ガ原を抜けて、天狗道もきつかったです。そしてなんとか目的地の摩耶山まで到着。すると、ご丁寧にゴンドラが運休してるというオチが。しかも山頂は爆風で気温がとっても寒い。一気に体温を奪われます。またまたお腹ぺっこりだった僕は他の2人からおにぎりやカロリーメイトを貰い食いして、なんとかカロリー摂取。


休憩も早々に(摩耶観見学する元気もなく)アゴニー坂を下って、車道を下っていると、杣谷/カスケードバレー/徳川道と色々な名前で呼ばれているらしい、阪急六甲まで抜ける道があるのを発見。この時点で3時だったので、ミーティングの結果名誉ある撤退を選んで下山することに。しかし、この道がまたえぐいことえぐいこと・・。ハイキングは下りの方が辛いです。


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中盤からは景色も飽きて無言で黙々と歩いた感じで、写真すらほぼ撮らなかったですが、なんとかこんな画像が残っていました。阪急六甲から電車を乗り継いで、須磨浦公園駅まで帰還。歩いた時間は12時間ジャスト位でした。



途中、Garminの電池が切れて、2時間ほどモバイルブースターで充電したので途切れていますが、GPSデータはこんな感じです。35km前後は歩いています。


今回の失敗はまず補給ですね。もっと食べるものを持って歩くべきでした。自転車と同じ感じで考えると全然足りません。やはり、自転車は究極に効率を追求した乗り物ですので、そんなアホみたいにカロリーを消費することはありませんね。Garminでは3310kcal消費となっていますが、僕の1日の代謝は1800kcalほどです。


あと、やっぱ靴。トレイルランニング用のやつでも十分だと思います。新しい軽量なバックパックもかなり調子良かったですし、Patagoniaの薄々ジャケットも良かったです。他の装備で言うと、正直、六甲縦走はiPhoneと充電用のモバイルブースターがあれば地図さえいりません。ほぼSBのサービスが来ています。摩耶山までは中盤までコンビニや自販機もありますし、飲み物さえそれほど持って歩かないでいいかも。


過酷な登りでゲロゲロになりながら、ふと横に目をやると住宅地が普通に眼下に見えるというこのギャップ。非日常の中の日常です。ハイキングルートとして確立されていますので、住宅地の中でも電柱など、あちこちに「全縦」という看板が親切に出てます。なのでヘタすりゃ地図さえいらないかも!こんなこと書くと本物の人に怒られそうですが、もちろん天気の良いこの季節限定の話ですので・・・。


おそらく、道に迷わなければ、昼過ぎには摩耶山に到着していたはず。アップダウンがきついのはここまでで、一軒茶屋からは下り基調ということなので、もうちょっと道具を揃えて、ハイキングに取り組んでみると宝塚まで行けそうな気がします。いや、甘いかなぁ・・。


色々調べて驚愕したのですが、ウルトラエンデュランスな方々は、須磨〜宝塚を17時間とかで往復するみたいです。さらに調べた結果、この縦走ルートは新田次郎の「孤高の人」のモデルになった加藤文太郎が最初に往復したルートなんだとか。実家に孤高の人は全巻あったので読んでみようかな。


ハイキング仲間引き続き募集中です。結構面白いですよ。あっ、先週の火曜日のことなのですが、今でも筋肉痛です。ひどいw


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