古くて新しいシフター、レトロシフトをご紹介します。まずは動画を。
一言で言ってしまうと、Wレバーかバーコンをブレーキレバーの上に移動したSTI型ブレーキレバーということになります。

右側シフターのクローズアップです。

アウターケーブルが見えてるのでクラッシックな印象ですね。

フロントシングルの仕様。
オレゴン州ポートランドで誕生したばかりのレトロシフト社の製品で、基本的にラインナップは3つしかありません。

ONE

TWO
ZEROというモデルも存在しますが、こちらはシフター無しのSS仕様なので紹介しません。ONEがリアシフターのみ、TWOが前後シフターというシンプルな製品構成で、それぞれシフターマウントのパーツの色がグレーかレッド選択可能です。
製品にはシフターが含まれませんので、シマノの現行品で10速で使用可能なモデルがWレバーがSL-7900、バーコンがSL-BS79の品番で存在します。ちなみに、SL-BS79はフリクションでは使えません。が、レバーに樹脂カバーがあってこちらの方が適してる気がしますが。

SL-7900ならそのままポン付けですが、古いシマノのWレバーはワッシャーがダウンチューブに沿うよう、Rがついており、そのままではレトロシフターに装着できませんので、右側のSTANDARD(シマノの品番でY-643 43000)というワッシャーに換える必要があります。また、バーコンの場合は片側が左側のFATというタイプのワッシャー入ってるケースがあり、この場合もSTANDARDへ交換する必要があります。

ポートランドのアダム・クレメンがマーク・ディヌッチの助け借りてアイデアを具現化した製品で、今まで誰も思いつかなかったのが不思議なシンプルさです。すでにKONAのCXレーサーでであるエリック・トンキン(Sellwood Cycle Repairのオーナー)が実戦テストを行っており、ローカルレースでも優勝を遂げています。「1度に4-5段のギアを変速できる」という点を利点してあげており、これはSTIには無いメリットで、カンパの新しいEPS(電動)くらいしか実現できていない機能です。唯一の欠点は下ハンを持ったまま変速できない点ですが、CXではさほど問題にならないでしょう。
他のメリットとしては、軽量なことでアルテグラのSTIより軽くなるそうです。また、フロントをシングルで使う場合にはデュラエースよりも軽くなります。CXレースで使われているように、構造がシンプルなので泥に強い、という利点もあります。
レバー自体は台湾のテクトロ製ですが、それにポートランドで製作したパーツを組み上げ、レバーにレーザーエッチングして仕上げています。将来的にはカーボン製のレバーを含め、全てをポートランド製にしたいと考えているそうです。また、パテントも申請中だということです。現在の所はシマノのみの対応となります。
twitterでこんなの発見したよ!ってつぶやいたら反響が凄くて、連絡して取り扱うことにしました。ONEが希望小売価格9,000円[税込]、TWOが希望小売価格12,000円[税込]くらいでいかがでしょうか?古い自転車を蘇らせるのにもいいと思いますよ!
入荷時期は年内はさすがに無理だと思うので、またここでお知らせいたします。ショップさんにもご案内しないと・・。
カンパのEPSより速いんじゃないですか・・

![関西シクロクロス 第5戦京丹波町丹波自然運動公園 [2011.12.18]](http://farm8.staticflickr.com/7004/6547189409_1b6570fa1a.jpg)




